[chat face=”21_humina_o.png” name=”フミナ” align=”left” border=”red” bg=”none”]ストーリーをクリアした程度、手記コンプリートしてないただの妄言程度に留めて置いてください![/chat]
あらまし
本当は味方だったシグルズ博士!!
シグルズ博士は本心からシンギュラリティの侵攻を阻止しようと動いており、並行世界のシグルズ達と連絡を取っていた。
ほか同位体シグルズから得た情報により、「混沌の歯車」の存在を知った!
しかし、自身の存在を察知されたことに気づいたシンギュラリティは、自身のアルファバース内のシグルズ博士を取り込む。シグルズ博士は死亡!
程なくして「混沌の歯車」が作動しアルファバースへ繋ぐ、この瞬間を待っていたシンギュラリティ!
シグルズ博士に取り変わったシンギュラリティが、「アークイブ・オリジン」バースへ自身の存在を超越。同位体のシグルズ博士に存在を上書きする。
アルファバースにベヨネッタが来た結果、元のバースでは暫定的に「アークイブ・オリジン」はジャンヌとなってしまう!
そのジャンヌを殺し、オリジンの力を手にしたシンギュラリティは目的を達し確定体へと変貌を遂げた!
ここから考察
シンギュラリティ≠シグルズ博士
初見プレイでは、シグルズ博士=シンギュラリティと思っていました。
見るからに怪しいし。
しかし今、これは違う説を推したい。
まずはシンギュラリティとシグルズ博士の説明文を抜粋。
シンギュラリティ
自身が存在する並行世界を「アルファバース」と名付け、自らを「シンギュラリティ」と称して、人工生物「ホムンクルス」の群体の頂点に君臨する存在。
(中略)
並行世界間の境界を超える能力を有し、他の世界への侵攻を続けているが、高度な生命体であればあるほど境界の超越が困難なため、低級ホムンクルスの「ストラトゥス」を主軸に、戦闘兵団を組織して送り込んでいる。
本来は、進んだ科学力により実現した人工生命体部品の製造工場で、何らかのエラーによって生まれた突然変異体であり、高度な知能を持ったことで自我に目覚め、ホムンクルスを大量生産して反乱を起こし、全人類を滅ぼした。
混沌界の象徴とも言える「アーク・イブ・オリジン」、ベヨネッタの力を得るために、各並行世界のベヨネッタ同位体を抹殺し続けている。
出典:BAYONETTA 3 OFFICIAL ART BOOK THE EYES OF BAYONETTA 3 ベヨネッタ 3 公式設定資料集 より
シグルズ博士(ミッドマイアーズ・シグルズ)
(中略)
マルチバースの解明を進めるうちに、自身が含む世界を除く全ての並行世界を消滅に追いやろうとする敵性組織、そして「シンギュラリティ」を名乗るその統治者の存在に気づき、それに対抗するためあらゆる手を尽くしている。
既に他の並行世界との通信手段も確立し、自身の同位体であるシグルズ隊長ともコンタクトを取るなど、シンギュラリティとの戦いに備えて多くの情報を集めており、侵略を止める鍵となる「混沌の歯車」の存在も突き止めている。
(中略)
既に、自身の存在を察知されたことに気づいたシンギュラリティにより、その命を狙われている可能性があり、彼の救出のためにジャンヌが急行するが・・・。
出典:BAYONETTA 3 OFFICIAL ART BOOK THE EYES OF BAYONETTA 3 ベヨネッタ 3 公式設定資料集 より
シンギュラリティはエラーで生まれた人工生命体の突然変異体と説明があります。
高度な生命体として、突然生まれてしまった特異点です。
シグルズ博士というと、マルチバースを証明した上に敵性組織「シンギュラリティ」に対抗していたと説明があります。
また他の並行世界との通信手段も確立、同位体のシグルズ隊長ともコンタクトを取るなど頑張っていたようです。
しかし、シンギュラリティに命を狙われるが・・・。で終わっていますね。
何が言いたいかというと、人工生命体部品の一部であるシンギュラリティに同位体は存在しないということです。
同じ顔なのでややこしいですがシグルズ博士≠シンギュラリティ
アルファバースのシグルズ博士、コナー・シグルズ隊長、シグルズ博士と同位体が存在することから、それぞれは人間ということがわかります。
ではなぜシグルズ博士がシンギュラリティとなってしまったのか考察していきます。
シンギュラリティはどこまでいっても人工物、だが。
人間に同位体が存在するが、建物や電車、ロボットなどには同位体は存在しない。
シンギュラリティが各並行世界で大暴れせず、ホムンクルスの「ストラトゥス」を送り込んで侵攻しているのがその証拠。
人工生命体部品の製品工場で、何らかのエラーによって生まれた突然変異体シンギュラリティはオンリーワンです。
故に、シグルズ博士やシグルズ隊長とは全く違う存在というとこです。
しかしながら、高度な生命体であればあるほど境界の超越が困難とあることから人間ではないシンギュラリティも生命体としての縛りは受けていたようです。
なぜシグルズ博士がシンギュラリティに?
なぜシグルズ博士じゃないといけないの?
これは人間の中で唯一並行世界を観測し、やり取りができる人間だからです。
インターネットのようにシグルズ同位体と連絡を取っているところに注目すると、ホムンクルスへ司令を送るシンギュラリティと相性が良いことが考えられます。
シグルズ博士を乗っ取ることで、シグルズ同位体とやり取りができるようになりました。
シンギュラリティは同位体のシグルズ博士を操り、もしくは自分が有利になるよう情報を流しベヨネッタ達に混沌の歯車を集めさせアルファバースへゲートを開くように計画します。
当然シグルズ博士にはアルファバースへのゲートを開くように情報を流しており、ついに計画通りゲートを開くことに成功したシンギュラリティ。
「アークイブ・オリジン」バースの同位体シグルズ博士へ存在を上書きする形で、困難な境界の超越を行います。このときシグルズ博士の自我は消失、実質的な死亡というとこです。
[chat face=”21_humina_niyari.png” name=”フミナ” align=”left” border=”red” bg=”none”]存在を上書きすることが、境界の超越に引っかかるためストーリーのタイミングで乗り移った![/chat]
これはムービーでもわかります。
シグルズ博士が突然スッ・・・と無表情になりますが、上書きのタイミングはそこだと伺えます。
ヴィオラもシグルズ博士も、ベヨネッタたちも皆最初からシンギュラリティにまんまとしてやられた結果です。
ベヨネッタをアルファバースへ送る理由とベヨネッタ抜きにシンギュラリティが確定体へと変貌を遂げた理由
これはシンギュラリティにおいてベヨネッタ=セレッサという存在が怖く、確定事象の中で唯一不確定事項だったと考えられます。
シンギュラリティ確定体の説明最後に「この存在を凌駕出来るものがこの世にあるとすれば、確定した事象さえも覆す、唯一無二の宇宙意志だけかも知れない」とあります。
ベヨネッタは事あるごとに「私には私の真実がある」と言っていました。これが唯一無二の宇宙意志、アークイブ・オリジンであるベヨネッタの意志なのです。
余談ですが「ジュベレウス・OMNE・ベヨネッタ」
これら姿が似ているのは神谷ディレクターによると「洗練された頂点の姿、収斂進化のようなもの」という小ネタから、ベヨネッタは混沌界で神に近い存在であるはずです。
「観測者の目」がない今、宇宙とはベヨネッタが存在することで確定していたのかも知れません。そのため、その世界=宇宙はベヨネッタが死ぬことで崩壊につながると考えています。
そんなベヨネッタ達の中でもオリジンのベヨネッタは強力宇宙意志のため、シンギュラリティが唯一恐れ、アルファバースへ閉じ込めたと考えています。
シンギュラリティとしては、オリジンバースの力を手にしたいため暫定的「アークイブ・オリジン」に繰り上がった「ジャンヌ」を殺すことで力を手にし確定体と成ったと考えています。
アークイブの資格が移るのは、砂漠編でジャンヌからベヨネッタへ移ることから確認。
そうしてシンギュラリティは無事宇宙の存在となり、不安要素を排除したオリジンバースで自身の存在と事象を確定し悲願達成!
残念ながらこのあとはベヨネッタが帰ってきたため、ベヨネッタという宇宙意志を前に確定した事象を覆され敗北といった流れになります。
まとめ
シグルズ博士は本当は悪いやつじゃなくて、シンギュラリティに対抗するべく並行世界シグルズ達との通信手段を確保しやり取りをしていた!
その動向に気づいたシンギュラリティは、アルファバースでシグルズ博士を取り込み、逆に自身に有利になるよう同位体シグルズ達に情報を流す。
オリジンバースのシグルズ博士は「混沌の歯車」を使用し、情報の指示どおり並行世界の中でもアルファバースへゲートを開いてしまう。
計画通りシンギュラリティはオリジンバースへ移動!
邪魔なベヨネッタはアルファバースへ幽閉!
シグルズ博士は死亡!
だけどベヨネッタはやっぱり強い!
確定した事象をひっくり返され敗北!!!!!
[chat face=”21_humina_odoroki.png” name=”フミナ” align=”left” border=”red” bg=”none”]悪いのは全部シンギュラリティ!シグルズ博士は良いやつだけど利用された悲しい人なんだ・・・。ソウナンダヨ[/chat]
おまけ「ロキ出番だよ!」
混沌界の神エーシルもといロキは世界が制御できなくなった時「無」の力で全てをリセットすることが可能です。
シンギュラリティは制御ができなくなった混沌界の成れ果てのひとつ。終末に近いところが感じられます。
ベヨネッタ2でロキが「無」の力を行使したため、複数の可能性に満ちた混沌界は「観測者の目」を失い、ありとあらゆる事象を内包した危険な状態となっているようです。
(ロキくん!出番ですよ!)
最終決戦。もしかしたらシンギュラリティが勝利していた事象があったのかもしれません、それこそストーリー冒頭のように。
しかしシンギュラリティは進化する過程で事象確定し収束していったため、勝利の事象が結果的に無くなったと考えています。いや「負けない可能性」へ移動ができなくなった。
混沌体→安定体→確定体と変態をするにつれて、あらゆる可能性を排除していきますがその中には勝利の他に、負けの事象もあったはずです。
VS安定体にてシンギュラリティはあらゆるベヨネッタにあらゆる方法で負けていますが、事象を書き換え「負けなかった可能性」に逃げているため敗北していません。
あらゆる「負けない可能性」へ事象確定していったシンギュラリティは、やがて強力な確定体へと成りますが同時に後がなくなります。なぜなら「観測者の目」のように、シンギュラリティが見ている瞬間瞬間が確定事項と成りうるからです。
そして最終決戦。
ベヨネッタという宇宙意志は「シンギュラリティが勝利として確定した事象」を覆し、「ベヨネッタが勝利という真実」で書き換える。
シンギュラリティをボコボコにし。
シンギュラリティが確定した「シンギュラリティが勝利する」唯一無二の事象、そこから外れた「ベヨネッタが勝利という真実」を目の当たりにしたシンギュラリティは制御ができなくなり爆発四散。
混沌界をロキが信じた人間の手によって守ったんですね!
仮にロキが「無」を使った場合、混沌界は一度リセットされる可能性もあるため結果的に良かったのかも知れませんね。
ロキが力を行使しなかったのは転生してまもなく力がなかったため、もしくは人間たちの可能性に掛けていた。個人的には後者だと嬉しいですね。
ちょっと脱線気味でしたけど以上、違ってたら恥ずかし!考察です。
[chat face=”21_humina_doya.png” name=”フミナ” align=”left” border=”red” bg=”none”]他の考察も時間があれば書きたいと思います!![/chat]
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